【保存版】イキイキしたポーズを引き出したい!心に響く「ぬい撮り写真」を撮るために私が試した3つの方法

みなさんこんにちは、ぬい撮りコラムニストの"ゆりりーぬ"です。


突然ですが、みなさんは自分の撮ったぬい撮り写真、自分で気に入っていますか?


おそらくこの記事を読みに来てくださった読者さんの中には、「自分の写真がなんかイマイチ」とか「もっとかわいく撮りたいのに…!」と思っている方も多いのではないでしょうか。


今回は、ぬいぐるみさんのかわいいポーズを引き出すために試行錯誤したエピソードと、実際に役立つ3つの方法を整理してお届けします。


楽しそうなぬい撮り写真を「直感で撮れる」妹と、考え抜いて撮る私。

冒頭で「自分で撮ったぬい撮り写真、気に入っていますか?」なんて偉そうに聞いてしまいましたが(汗)、かくいう私も、長らく自分の写真が「どこか無機質だなあ」と感じていた人間の一人です。


どの写真も「料理や花+カメラ目線のふろーらちゃん」みたいな単調な写真ばかりだったんですよね。

(▲ふろーらちゃんと出会ったばかりの頃の写真。かわいいけれど…もう一工夫できそう)


一方、隣で一緒に撮影している妹は、ぬいぐるみさんが実際に動いて、何かを感じているようなイキイキした作品をたくさん撮っていて、どうやったらあんなに楽しそうに撮れるんだろう?とずっと疑問に思っていました。

(▲妹の撮る写真。かえるさんたちが、興味津々だったり、秋風が気持ちよさそうだったり…表情があってうらやましい!)


妹は感性で直感的に撮っているようで、撮り方のコツを聞いてみても「そんなのなんとなくだよ。本当に(ぬいぐるみの)○○ちゃんが楽しく遊んでるのを撮っただけ」としか答えてくれず。


結局、直接的にやるのが苦手な私はあれこれ試行錯誤する運びとなりました。


今ではその甲斐あってか、ぬいぐるみさん達がカメラ目線を決めているスナップっぽい写真と、ぬいぐるみさん達が実際に動いて何かしているようなシチュエーションのある写真をうまく使いわけることができるようになりました!


私がやってみて、効果のあった方法を3つ共有したいと思います。

1.Eテレやラインスタンプを参考にする

1つめは、既存のアート作品を参考にしながら、ぬいぐるみさんのキャラクターや感情のイメージにあったポーズをマネする方法です。


まず試したのは、絵本やマンガ

最初は絵本やマンガを見ながら、「不安そうな時は、片手をあごに付けて、少し傾けるといいのか~」などと勉強していました。


ですが、絵本やマンガだと、どうしても長さ(ボリューム)のあるストーリーに沿った描写がメインになってしまいます。また、作者の方が造り上げた「キャラクターの性格」などがイラストに反映されているため、参考にはなるものの、必ずしも100%簡単にぬい撮りでマネできるというわけではありませんでした。


おすすめは、ラインスタンプだった!

そこで私がおすすめできる!と思ったのは、ラインのスタンプです。


ラインのスタンプは、ほんの小さな面積の中で、気持ちを伝えるためのエッセンスが存分に盛り込まれています。物語のある絵本やマンガと違い、スタンプは1回送って完結させる類のものなので、写真で一瞬を切り取る「ぬい撮り」にもぴったり。


特に、クリエーターズスタンプは、特定の絵本やアニメのキャラクターではない「オリジナル」のキャラ達が様々なポーズで個性を発揮しており、非常に参考になります。

(▲私が特に気に入っているのは、ぶたた♡)


Eテレの人形劇番組もあなどれない!

そして、意外にも使えるな~と思ったのが、Eテレでやっている人形劇の番組。例えば、大人に人気の「ねほりんぱほりん」は、「ナンパ師」や「SNS偽装キラキラ女子」など顔出しNGのゲストを人形に変身させて話をきくトーク番組です。



TVの内容はさておき、この番組、人形にリアリティを持たせる技術がとてもすばらしいです。


お金持ちのマダム層やチャラ男など、登場するゲストの年齢や生活スタイルは様々ですが、ブタのお人形に着せるお洋服や、動きひとつひとつでゲストの属性の違いや個性を巧みに表現しています。こちらも、ぬい撮りに参考になるかも。


2.写真に動きのあるタイトルをつけてみる


写真に動きのあるタイトルをつけてみるのも、効果的でした。


少し上述しましたが、何も考えずに撮っていた頃は、食べ物でも、花でも、観光地でも「(なんかすごいもの)+ふろーらちゃん」という構図の写真ばっかりだったんですよね。


でも、写真の主人公をぬいぐるみさんに定め、「きれいなお花にうっとりするふろーらちゃん」とか「夕日にアッと驚くあきこさん」のように、状況説明を意識した撮り方に変えてみると…動きのある写真が撮れるようになったんです。


「〇〇する△△ちゃん」という動きのあるタイトルをつける方法、おすすめです。


3.シチュエーションを実際に演じてみる

「その時々のシチュエーションを実際に演じてみる」ことで、魅力的なポーズが発見できることもあります。


実はこれ、ディズニー映画を作るアニメーターさんたちも実際にやっている手法なんだとか。ロサンゼルスのディズニースタジオに潜入し、『モアナ』の制作者にお話を聞くテレビ番組を見て知りました。


ビデオカメラを回しながら映画のワンシーンを演じ、まゆ毛や肩などの細かい動きを確認する作業を通して、アニメーションをよりリアルなものに仕上げていくのだそう。


私は恥ずかしいのでビデオで自分の姿を撮影するレベルまではやりませんが、ぬいぐるみさんの目線に立って、ぬいぐるみさんがどんな気持ちになっているか演じる(というか私とぬいぐるみさんの気持ちを一体化させる)作業はよくやります。


ぬいぐるみさんを他人だと思うと気づけなかった心情を自分レベルに落とし込めるので、ずっこけたり、思わずバンザイしちゃったり、スキップしたくなるようなポーズが自然にあふれ出てきますよ!


工夫しながら素敵なぬい撮りを楽しみたいあなたへ。

いかがでしたか?


記事の冒頭で、妹は感性で撮っているというお話をしました。そんな妹は、私がここで上述したような「あれこれ考えながら撮る」スタイルは全く理解できないそうです。


「そんな考えてやること?それはぬいぐるみさん本来の姿じゃなくて、お姉ちゃんが撮りたい世界を作り出しているだけじゃん」って言われちゃいます。う~ん、確かにその考え方ももちろん正解。


でも、素敵なぬい撮りをしたい人みんながみんな、感性でなんとなく撮れちゃうわけではないはずですよね^^;


今回の記事は、直感的にやるのは難しいけれど、工夫しながら楽しくぬい撮りしたいみなさんのお役に立てればうれしいです。どれか一つでも、あなたに合う撮影のヒントになりますように…!

(▲2017年11月に私が撮った写真。あたたかい感じに仕上がったんじゃないかな?)


by ぬい撮りコラムニスト"ゆりりーぬ"


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